ミドリムシ由来バイオ燃料で連携 鉄道機構とユーグレナ

木村聡史
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 国土交通省所管の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」と、ミドリムシを使った事業を展開するユーグレナは7日、包括連携を発表した。機構の内航船舶や鉄道建設現場で、ミドリムシから抽出した油脂や使用済み食用油などでつくるバイオディーゼル燃料を使えるかを検討する。

 7日、横浜市の機構本社で締結式があった。新幹線など鉄道建設で使う重機での利用を考えるほか、旅客船での導入試験を進める。ユーグレナバイオ燃料は軽油と分子構造がほぼ同じで代用可能性が高いという。A重油とバイオ燃料の混合油としての利用も検証する。

 機構がフェリー会社などと共有でもつ船舶は旅客と貨物を含め319隻で、うち130隻が軽油かA重油を使う船舶という。

 ユーグレナは2025年に大規模プラント建設を予定しており、稼働すれば価格低減も見込める。ユーグレナミドリムシなどを活用したバイオジェット燃料も開発しており、6月には小型航空機「ホンダジェット」に給油し、民間航空機として初フライトに成功した。(木村聡史)