映像・手芸・AR・バイオ…技術×アートで非日常体験を

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戸田拓
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第3回の「バーチャル避難訓練」。参加した中高生が作成したアバターが仮想空間でくつろぐ映像がさっぽろ創世スクエアで公開された=札幌市中央区、小菅謙三撮影、SCARTS提供
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 現代の技術と芸術が一つになった「場」を若い世代に。中高生がアーティストや研究者と共に表現に挑戦する、札幌文化芸術交流センター(SCARTS、札幌市中央区)のプロジェクト「++A&T」(プラプラット)が注目を集めている。参加者募集中の第5回はアーティストのクワクボリョウタさんが講師。センサーで体の動きと連動するロボットアームを操作、AR(拡張現実)映像内で巨大化して札幌の街に出現する、ロボットアニメさながらの光景を体験できる。

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「++A&T」第1回のワークショップ「映画のワンシーンを監督してみよう!」で、スマホを使った映画撮影に取り組む参加者ら=札幌市中央区、SCARTS提供

 「++A&T」は年数回、テクノロジーに関係するテーマを設定し、様々なゲストを招いて開いている。SCARTSのキュレーター樋泉綾子さん(42)は「若い世代にアイデアを形にする面白さ、創作や表現とテクノロジーとの関係を理解してもらうのが狙い」という。

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「++A&T」第2回「乙女電芸部と札幌の冬を考えよう!展」。キツネのマフラーに基板を縫い付ける参加者=SCARTS提供

 初回の2019年夏には「映画のワンシーンを監督してみよう!」と題して、映画監督三宅唱さんを講師に高校生らがスマホのカメラを使ったショートムービー制作に挑戦。19年秋から20年冬には、電子工作グループ「乙女電芸部」の協力で、手芸素材や電子回路を用いた「札幌の冬を楽しく過ごすための装置」の制作に取り組んだ。

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第4回「バイオの大きさ/未来の物語」では冬の並木道のフィールドワークで生物の営みを学んだ=札幌市中央区、北川陽稔撮影、SCARTS提供

 メディアアーティスト谷口暁…

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