スエズ事故、正式に和解 コンテナ船3カ月ぶりに航行

有料会員記事

北川学=イスマイリア〈エジプト東部〉、森田岳穂
[PR]

 エジプトのスエズ運河で3月にあった大型コンテナ船「エバーギブン」の座礁事故で、船を所有する正栄汽船(愛媛県今治市)側とスエズ運河庁側の賠償金をめぐる訴訟が和解し、7日、同国東部イスマイリアで双方の代理人が合意文書に署名した。運河途中の湖にとどめ置かれていた同船は、約3カ月ぶりに航行を再開した。

 記者会見した運河庁のラビア長官は「賠償額を明らかにしないことで合意した。我々は金銭に加え、タグボートを受け取ることになった。満足している」と述べた。

 事故は3月23日に発生。全長400メートルの船体が強風にあおられて航路を外れ、船首部分が運河のへりに衝突。幅約300メートルの水路を塞いだ。離礁作業の末、船は同29日に自力航行が可能となった。

 運河庁は作業にかかった費用…

この記事は有料会員記事です。残り446文字有料会員になると続きをお読みいただけます。