山田洋次監督、上沼恵美子と故郷で対談 理想の映画とは

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西田理人
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 コロナ禍による撮影中断を乗り越え、山田洋次監督の最新作「キネマの神様」が完成した。映画の神様を信じ続けた男とその家族に起こった奇跡の物語。ふるさとでの先行上映会で、山田監督の語った理想の映画像とは。

「キネマの神様」は、8月6日から全国公開。

 大阪府豊中市の市立文化芸術センターで7月6日にあった上映会には、市民ら450人が参加した。同市名誉市民の山田監督は「生まれ故郷での上映会に大勢の方が詰めかけて下さって、こんなにうれしいことはありません」とあいさつ。その後、壇上でタレントの上沼恵美子と対談した。

 松竹映画100周年記念の今作は、作家の原田マハの同名小説が原作。脚本には新たな物語を書き加え、オリジナルの映画作品に昇華させた。

 かつて日本映画の黄金期に撮影所スタッフとして青春時代を送った主人公ゴウは、今はギャンブル好きのダメおやじ。だが孫とのやりとりをきっかけに、忘れかけていた夢と青春を取り戻していく。ダブル主演の沢田研二菅田将暉がゴウの「現在」と「過去」を演じ、約50年を隔てた二つの時代をつなぐ。

 製作は難航を極めた。

主演予定の志村けんが急逝

 昨年3月の撮影開始から約1…

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