「五輪中は臨時列車」でも「テレワークを」 広告が話題

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斉藤太郎
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 東京五輪パラリンピックの大会期間中、首都圏を中心に20の鉄道事業者は、深夜などに臨時列車を運行する予定だ。観戦者の移動手段の確保や混雑緩和のため、東京都と大会組織委員会が調整を進めてきた。今月に入り、この臨時列車についての告知とともに、テレワークや時差出勤への協力を求める中づり広告が掲示され、SNSでは、「矛盾している」と話題になっている。

 「大会時は臨時列車を運行します」。こんな広告が首都圏の鉄道に出たのは今月の5日から。作ったのは都と大会組織委だ。

 広告の左側の3分の1ほどのスペースには、「『テレワーク・オフピーク通勤』『感染拡大防止』に引き続きご協力をお願いします」の文字。「おウチでも東京2020大会観戦を」という記述もある。

 ツイッター上では、「ここまで矛盾した広告を見ることも珍しい」とちょっとした話題に。「ここ数年で一番ロックな中吊(づ)り広告だと思う」という投稿には、7千を超える「いいね」がついた。

 東京都の担当課長は朝日新聞…

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    伊藤大地
    (朝日新聞デジタル編集長)
    2021年7月7日23時23分 投稿
    【視点】

    政府は今まで「人流を抑える」というのを理由にし、飲食店営業やイベント興行の自粛を要請してきました。感染実績や対策によって細かく色分けをせず、一律にとなれば、「人流が増える五輪はありなの?」と切り返されることはある種、自明だったように思います