高校生がミャンマー支援募金 勉強会開く

武田肇
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 クーデターを起こした国軍に対して抵抗を続けているミャンマーの市民を支えようと、大阪市中央区の城星学園高校の生徒有志が11日、街頭募金をする。それに先立って7日、ミャンマーの歴史や現状を学ぶ勉強会を放課後に開いた。

 講師を務めたのは、同校教員の中尾恵子さん(63)。NGO「日本ビルマ救援センター」の代表を務め、約30年間、ミャンマー難民の支援活動を続ける。国軍に拘束されているアウンサンスーチー氏が2013年に来日した際に面談したこともあり、現地の写真をスライドで示しながら、「クーデター以来、ミャンマーでは800人を超える市民が命を落としました」「言論の自由もなく締め付けられた生活をしています」と語った。

 同校はカトリック系ミッションスクールで、伝統的に募金活動が盛ん。今回は同志社大と立命館大の学生が立ち上げた「ミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク」のメンバーと11日午後2~5時、JR京橋駅前で街頭募金を呼びかける。

 募金はミャンマー国内で職場を放棄して抗議の意思を示す「不服従運動」に参加した公務員の生活資金に充てられる。参加を決めた3年生の稲田梨央(りお)さん(17)は「今回勉強する中で初めて、サッカーのミャンマー代表選手のピエリアンアウンさんが試合前に『3本指』を掲げた意味がわかった。少しでもミャンマーの人たちを支える力になれれば」と話す。(武田肇)