スマートシティー構築へ 大阪の実証実験施設がオープン

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箱谷真司井東礁
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 ITなどの先端技術を駆使したスマートシティーづくりのための実証実験施設「コモングラウンド・リビングラボ」が今月、大阪市に本格オープンした。動く人やモノの立体データの収集ができ、2025年大阪・関西万博を見据えた新サービスの開発などに活用してもらう考えだ。

 このラボは大阪商工会議所が主導して企画し、ベアリング部品の製造などを手がける中西金属工業の同市北区の敷地内に設けた。共同実験場(138平方メートル)には多数のセンサーやカメラを配置し、動く人やモノの立体データをリアルタイムで記録できるようにした。企業はこれらのデータを共有しながら、自動走行やAR(拡張現実)、VR(仮想現実)の技術を利用した製品やサービスの開発に向けて実験が可能だ。隣接してシェアオフィス(95平方メートル)も備えている。

 有料の会員制で、すでに大和ハウス工業大阪ガス、NTT西日本など15社がメンバーとなっている(1日時点)。各社は常駐せず、実験や打ち合わせの際に利用する。大和ハウスは「ユーザーのニーズが著しく多様化し、従来の研究スピードでは通用しない。ラボで異業種と協業できれば新しいシナジー(相乗効果)が期待できる」(担当者)とみる。

 ラボの運営は大商や竹中工務…

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