UAE副首相とイラン側が異例の会談 緊張緩和の動きか

有料会員記事

ドバイ=伊藤喜之
[PR]

 中東のアラブ首長国連邦(UAE)のマンスール副首相は7日、首都アブダビで、イランのホメイニUAE臨時大使と会談し、二国間関係の強化について協議した。バイデン米政権がイランの核合意復帰へと動く中で、イランと敵対してきた湾岸諸国も緊張緩和に向けた動きを相次いで表面化させている。

 UAEの国営通信が報じた。国営通信によると会談では「友好的な両国の共通の関心事についても議論された」としている。イラン側は大使レベルでの面会だが、国営メディアがイランとの接触を前向きなトーンで報じるのは近年では異例だ。

 UAEには商都ドバイを中心に多くのイラン系企業が進出するなど経済的な結びつきは強く、外交関係は維持されてきた。だが、近年ではイエメンで続く内戦に介入するサウジアラビア主導の有志連合軍にUAEも加わり、イランが後ろ盾の武装勢力フーシと対立。昨年のUAEとイスラエルとの国交樹立は「イラン包囲網」としての側面が強調され、イランのロハニ大統領が「重大な過ち」と痛烈に批判するなど、関係は悪化していた。

 だが米国がバイデン米政権に…

この記事は有料会員記事です。残り346文字有料会員になると続きをお読みいただけます。