ローマ三越、46年の歴史に幕 新型コロナで観光客減る

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ローマ=大室一也
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 日本人観光客らでにぎわった「ローマ三越」が10日、46年の歴史に幕を閉じる。イタリアの首都の中心部に店を構えて高級ブランド品や土産物を販売してきたが、新型コロナウイルスの影響で観光客が激減。客足が回復する見通しがたたず、閉店を決めた。かつてロンドンやパリなど欧州各地にあった三越と伊勢丹の最後の1店が消える。

 ローマ三越は1975年6月10日、交通の起点となるテルミニ駅と、団体観光客が乗る大型バスが止まりやすい共和国広場近くのビルに開店。主に日本人ツアーの客を対象に、86年に向かいのビルに移った。

 ビル1階と地下1階に入る店舗の面積は計約580平方メートル。1階でフェラガモやトッズといったイタリアブランドの高級靴やフランスブランドの化粧品などを販売。地下1階では、ネクタイや革小物、ローマ三越限定のハンドタオルといった土産品も扱っている。現在閉店セール中で、一部ブランド品は売り切れた。

 昨年2月からローマ三越で働…

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