二階氏、総裁選「予定通りに」 小池氏の国政復帰は歓迎

野平悠一
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 自民党二階俊博幹事長は8日のTBSのCS番組の収録で、9月末に迫る菅義偉首相の党総裁任期満了に伴う総裁選について、首相の再選支持を改めて表明し、「淡々と予定通りやった方が良い」と述べた。党内では、首相の解散戦略に幅を持たせるため、3カ月程度の総裁任期延長も浮上しているが、「あんまりテクニカルに物事を考えない方が良い」と語った。

 首相は、自らの総裁任期中に衆院を解散する考えを示している。衆院議員の任期満了は10月21日のため、党内では総裁選を先延ばしし、総選挙で勝てば、総裁選で首相の無投票当選の可能性が高まるとのシナリオも取りざたされている。

 二階氏は収録で、首相の解散戦略について「総理のご判断」とする一方、総裁選の時期については、「先にやった方が良いとか延ばした方が良いとか、どうすれば勝てるかっていうようなことはダメだ。必ず裏目に出る」と語った。

 また、東京都に4度目の緊急事態宣言が発出されることに関連し、「みんなが不安におののいておられるわけで、これを解消するために思い切った対策を講ずるべきだ」と強調。総選挙の前の臨時国会での補正予算案の編成に意欲を示し、「30兆(円)に近いものを掲げていかなきゃいけない」と述べた。

 国政復帰のうわさがささやかれている小池百合子東京都知事については「(小池氏に)特別伺いに行ったこともない」としつつ、「国会へ戻ってこられるならばそれも大いに歓迎だ」とも語った。(野平悠一)