当時の髪形は「いかつい」 30年前のカプセルを開封

中村通子
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 30年間、岡山県立津山工業高(津山市山北)の校庭に眠っていたタイムカプセルの封印がこのほど解かれた。封じた当事者も「何を入れたか忘れた」という中身は何だろう? 重く固いふたがゆっくりと開き、現役の生徒と教員、当時の教員約30人が興味津々で中をのぞき込んだ。

 カプセルは1991年、同校の創立50周年を記念し、30年後に開封すると決めて埋めた。アルミ製で直径約50センチの球形。上部のふたは、6個のボルトでしっかり密閉されている。

 生徒代表として、生徒会の6人が順にボルトを外し、ふたを持ち上げようとしたが開かない。内部が真空に近いせいのようだ。工業高校らしく、教員らは工具を繰り出して四苦八苦し、ようやく封印が解けた内部を興味津々でのぞき込んだ。

 入っていたのは、埋めた日の朝日新聞や地元紙、当時の生徒が実習で作った金属プレート、当時最先端だったポケットコンピューターなど37点。色あせや劣化はほとんどなく、当時の姿のままだった。卒業アルバムもあり、ばっちり決めたリーゼントなど、当時大ブームだった髪形の学生がずらりと並ぶ。現役生徒は「いかついっすねー」と、自分たちの親世代にあたる先輩たちのファッションセンスに見いっていた。

 内容物は11月に開く80周年記念式典で披露する。(中村通子)