志村けんさん、また会えた はかま姿でアイーンのポーズ

横山輝
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 【東京】新型コロナウイルスに感染し肺炎で昨年3月に、70歳で亡くなったタレントの志村けんさんの銅像が、地元・東村山市の西武東村山駅東口の広場に設置された。羽織はかまに、おなじみ「アイーン」のポーズ。連日多くのファンが訪れ、笑顔でカメラのシャッターを押している。

 志村さんは2020年3月29日深夜に死亡。新型コロナの感染が国内で拡大を始めて間もない頃で、社会に大きな衝撃を与えた。

 これまでの功績を後世に残そうと、市や東村山青年会議所などがつくる実行委員会が銅像制作を企画。費用はクラウドファンディングで募り、6千人を超えるファンから昨秋の1カ月で計約2721万円が集まり、銅像は今年6月末にお目見えした。実行委員長の中野陽介さん(37)は「志村さんは、笑いと希望を全国に届けたまちの誇り。コロナ禍の暗い世も、明るく照らしてくれるはずです」と話した。

 7月上旬、友人と電車で銅像を見に訪れた栗原美智子さん(80)=東大和市桜が丘=は、「家族でテレビを囲んで見ていた、親しみがある人。こうやってまた会えて、元気がもらえました」。帰宅後、「8時だョ!全員集合」を見るため、テレビにかじりついていたという50代の長男に、銅像の写真をメールしていた。(横山輝)