ミャンマー国軍側、フランスに抗議 民主派との接触巡り

ミャンマーはいま

バンコク=福山亜希
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 クーデターで権力を握ったミャンマー国軍が、民主派勢力と接触したフランスの国会議員やメディアに強く反発している。国軍の統制下にあるミャンマー外務省は7日付の声明で、民主派勢力は「テロリスト」だと主張し、フランス側に抗議した。民主派を支援しないよう、国内外に圧力をかける国軍側の姿勢が鮮明になっている。

 声明によるとフランスの国会議員らが6月下旬、民主派が国軍に対抗して立ち上げた「統一政府」のメンバーとオンラインで会合を持ち、7月初めにはテレビ局が統一政府メンバーにインタビューした。

 国軍側は「(統一政府は)テロ行為をしている人々を擁護し、さらなる暴力を扇動しようとしている」と主張。国会議員との会合に対し外交ルートでフランス側に異議を伝えたとし、インタビューについても「強く抗議する」とした。

 日本を含む複数の国の国会議員らも、統一政府の閣僚らとオンラインで会合を開いている。国軍側は4月下旬に統一政府を「非合法組織」に指定し、閣僚らを指名手配。5月上旬には「テロ組織」に指定した。(バンコク=福山亜希)