読むほど知識がたまる? 小学生に「読書の通帳」寄贈

大畠正吾
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 大分県宇佐市の市民図書館に、「読書の通帳」5千冊と記帳機1台(計約200万円相当)が寄贈された。通帳を見ると読書歴がひと目でわかり、本を読む意欲がわく仕組みになっている。

 読書の通帳は金融機関の通帳と同じ大きさで、記帳機に入れると借りた日や本のタイトル、著者名、価格が印字される。表紙には市民図書館のオリジナルキャラクターのイラストがデザインされ、1冊で336冊分が記帳できる。

 贈ったのは宇佐2001ロータリークラブ。設立20周年の記念事業として企画したという。青少年の健全育成を目標のひとつに掲げており、「宇佐神宮子ども観光ガイド」の養成といった活動もしている。

 6月30日にあった寄贈式では、麻生哲(あきら)会長(79)が、駅館(やっかん)小の児童会長・松田絢乃さん(12)に通帳のレプリカを手渡した。麻生会長は「本を読むと話す力や相手に伝える力がつき、友だちもたくさん増えます」。推理小説が好きだという松田さんは、「本を通じてたくさんの世界を知ろうと思います」とお礼を述べた。

 通帳は、市内の全小学生約2600人に贈られる予定という。(大畠正吾)