ネットで「死ね」は人権侵害 オンラインで差別学んで

有料会員記事

小若理恵
[PR]

 部落差別をなくそうと啓発や研修に取り組んできた公益財団法人反差別・人権研究所みえ(津市)が、小中学生向けの「オンライン人権学習」に力を入れている。ネット上の人権侵害が深刻さを増すなか、子どもたちにとって身近なゲームやSNSを題材に「人権について考えてもらう機会にしたい」と期待している。

 「自分の気持ちを抑えることができなくなって、相手に『死ね』や『うっとうしい』と言っていませんか」。三重県伊賀市立友生(ともの)小学校の複数の教室で6月下旬、大画面に映った男性が6年生約90人に問いかけた。「インターネットと人権」をテーマにした授業で、県内のほかの三つの小学校の児童ともオンラインでつながっていた。

 男性は、講師を務める同研究所調査研究員の中村尚生(なおき)さん(37)。オンラインで友だちや見知らぬ人と会話ができる対戦型ゲームでは、言動が攻撃的になることもある点を紹介し、どんな理由があっても相手を傷つけてはいけないことを伝えた。「それは人権を無視することになるんです」

 無料通信アプリ「LINE」…

この記事は有料会員記事です。残り970文字有料会員になると続きをお読みいただけます。