上州戦争再び? 安倍・二階両氏巻き込む自民の公認争い

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野平悠一、岡村夏樹
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 かつて、福田赳夫氏や中曽根康弘氏、小渕恵三氏ら首相経験者が激しく議席を争った保守王国群馬県。次期衆院選を控え、政権中枢を巻き込んだ令和の「上州戦争」の様相を帯びている。

 前橋市の幹線道路沿いには、その数を競い合うように2人の自民党衆院議員のポスターが貼られている。同市を含む群馬1区選出の尾身朝子氏と、比例北関東ブロック選出の中曽根康隆氏だ。2人はいま、群馬1区での自民党公認候補の座をめぐり火花を散らす。

安倍前首相の「参戦」

 6月25日午後、同市内の大型施設には貸し切りバスなどで大勢の人々が駆けつけていた。そこに姿を現したのは安倍晋三前首相。自身の出身派閥で、福田派の流れをくむ細田派所属の尾身氏の集会で講師を務めるためだった。

 尾身氏は、第1次安倍政権で…

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