五輪聖火、東京へ 13歳が二つのトーチに感じた運命

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遠藤隆史
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 東京オリンピック(五輪)の聖火が9日、最後の自治体となる東京都に達した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公道でのリレーは島嶼(とうしょ)部を除く都内全域でなくなり、点火セレモニーのみを行いながら23日の開幕まで都内を巡る。

 この日は、世田谷区狛江市などをリレーする予定だった約100人が、9日のゴール地点の町田市内の会場に集合。トーチを持って交互に壇上にあがり、順番に聖火をつないだ。

 そのうちの一人、世田谷区の中学2年生、仲川希久(きく)さん(13)は「緊張したけど舞台に立てて楽しかった。運命だと感じます」と語った。

 曽祖父の故・門馬佐太郎さんは、1964年の東京五輪聖火ランナーのトーチを制作した技術者だった。白羽の矢が立つと、雨でも消えず、夕闇でも目立つ大量の白煙が上がるトーチを作るため、1千本以上を試作したという。

 希久さんは祖父からこの話を…

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