五輪チケット、95%が払い戻し 1都3県無観客のため

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前田大輔、照屋健
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 東京オリンピック(五輪)のチケットについて、大会組織委員会は9日、一般販売した全750セッション(時間枠)のうち、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県での716セッションが無観客になったため払い戻すと発表した。検討中だった札幌ドーム(サッカー)の5セッションは9日夕に有観客と発表されたが、同日夜、一転して無観客と決まった。払い戻しなどの詳細は組織委が追って発表する。

 観客の扱いをめぐっては8日、政府や組織委、国際オリンピック委員会(IOC)など5者の代表者による協議を経て、首都圏1都3県の無観客、宮城、福島、静岡、茨城の4県の有観客が決まった。

 大会延期前に445万枚を売り上げていた一般向け五輪チケットは最大で十数万枚程度となる見通し。有観客の29セッションのうち、販売済みチケットの枚数が「収容定員50%以内で、最大1万人」の人数制限を超えている福島でのソフトボール、野球などは10日未明に再抽選を実施する。

 首都圏や北海道の会場が無観客となったことで、パラリンピックを含めて900億円を見込んでいたチケット収入の大半はなくなり、組織委は赤字になる可能性が高い。招致時の立候補ファイルではIOCに負担義務がなく、財政措置について都や国と協議する方針だ。

 組織委などは9日、医療体制…

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