176チームが熱戦へ 高校野球神奈川大会10日開幕

黒田陸離
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 第103回全国高校野球選手権神奈川大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)が10日、開幕する。2年ぶりの夏の甲子園をかけて、176チームが熱戦を繰り広げる。コロナ禍のため、球場ごとに人数制限を設ける。決勝は、27日午前10時から保土ケ谷球場で行われる予定。

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 感染症対策で開会式はせず選手宣誓のみ行う。9日には保土ケ谷球場でリハーサルがあり、選手宣誓をする厚木の杉山史浩主将(3年)が声の響き方などを確認した。「試合と同じように、自信を持って堂々と大きい声で言いたい」と意気込んだ。

 横浜清陵のマネジャー服部彩花さん(3年)は大会中にアナウンスを担当する生徒の1人で、10日の進行を務める。「自分がアナウンスする試合で引退するチームがあると思うと緊張する。気持ちよくプレーできるように頑張ります」と笑顔で話した。(黒田陸離)

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 テレビ神奈川(tvk)は、第103回全国高校野球選手権神奈川大会の期間中、保土ケ谷球場での1回戦から決勝までの全試合を生中継する。また、県ケーブルテレビ協議会(6社)は、平塚球場での1回戦から準決勝までの全試合を生中継する。

 バーチャル高校野球(https://vk.sportsbull.jp/koshien/別ウインドウで開きます)では、保土ケ谷、平塚のほか、相模原等々力球場での試合も含めたライブ中継を、約60試合配信する。また、全試合のイニングスコアを速報する。パソコンのほか、スマホやタブレットでも見ることができる。

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