自衛隊も支援「最も新しい国」 独立10年、見えぬ未来

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ジュバ=遠藤雄司
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 南スーダンが9日、独立から10年を迎えた。内戦を繰り返し、自衛隊もインフラ整備などを支援した「世界で最も新しい国」だが、人口の3分の1にあたる約390万人の難民や避難民は帰還のめどが立っておらず、国の先行きは不透明なままだ。

 サルバ・キール大統領は同日朝、首都ジュバの大統領府で演説し、「私は再び内戦に戻ることがないことを国民に約束する。失われた10年を取り戻し、新たな10年でこの国を発展の道へと戻すために皆で力を合わせよう」と呼びかけた。

 南スーダンは、1955年から05年まで断続的に続いた武装闘争の末、11年にスーダンから分離独立。だが、13年12月、最大民族ディンカ出身のキール大統領と、2番目に多い民族ヌエル出身のマシャル副大統領の間で緊張が高まり、ジュバでの戦闘をきっかけに全土で内戦に突入。約40万人が犠牲になったとされる。

 日本は、国連平和維持活動(…

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