架空の馬主になって賭け 容疑の大阪市水道局職員ら送検

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 大阪市水道局の職員らが競馬に関連して賭博をしていたとして、大阪府警は9日、職員5人と会社員の男ら計8人を常習賭博の容疑で大阪地検に書類送検し、発表した。8人の認否は明らかにしていない。

 捜査4課によると、47~58歳の水道局職員5人と会社員の男3人は競走馬の架空の馬主になり、2019年6月~20年12月に開催された中央競馬のレースのうち約190回で賭けをしていた疑いがある。市によると、5人の職員は柴島(くにじま)浄水場(大阪市東淀川区)や庭窪(にわくぼ)浄水場(守口市)などに勤務していた。

 職員らは仲間内でルールをつくり、自分の選んだ馬が1着になると、レースの格付けに応じて他の参加者から500~1万円が支払われていた。最大で約8万3千円の利益を獲得した参加者がいたという。

 今年2月に市水道局へ匿名の投書があった。市は府警に相談し、職員のパソコンのデータも任意提出していた。

 市水道局は9日、職員への聞き取り調査の結果を公表。職員らは01年から同様の賭博行為を繰り返し、書類送検された職員以外に参加した職員もいたという。同局は「関係職員の処分など、厳正に対処してまいります」とコメントした。

 松井一郎市長は報道陣の取材に「市民の皆様に大変申し訳ない、あるまじき行為だと思っています。どういう事実があったかをしっかり判断しながら対応したいと思います」と話した。