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高校の寮で93人食中毒、昼食が原因 業者を営業停止に

柳川迅
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 福井市は9日、啓新高校(福井市)の寮の生徒ら93人が腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表した。全員がすでに回復に向かっているという。市は寮で5日の昼に提供された食事が原因の集団食中毒だとし、野球部天啓寮で調理して配食した市内の食品事業者「ツールベストクオーレ」を9日から2日間の営業停止処分にした。

 市保健所によると、昼食を食べた寮生や野球部のコーチら10~20代の計113人のうち、男性84人、女性9人が5日夜から下痢や腹痛の症状を訴えたという。7人が医療機関を受診。発症者の便からはウェルシュ菌が検出されたという。

 昼食にはサバのネギだれ、春雨サラダ、レンコンと豚肉の煮物などが出されたが、原因となった食品は特定できていない。同校によると、昼食は野球部以外にサッカー部と女子ソフトボール部の寮にも配食された。発症者の7割が野球部員という。(柳川迅)