不自由展会場への郵便物破裂、電池を使った発熱装置か

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 名古屋市中区の市施設「市民ギャラリー栄」に郵送された封筒が破裂した事件で、封筒には電池で動く簡易な装置があったことが捜査関係者への取材でわかった。開封すると発熱して爆竹のようなものが破裂する仕組みだという。県警は殺傷能力はなかったとみており、威力業務妨害の疑いで捜査している。

 施設では「あいちトリエンナーレ2019」で一時中止になった企画展「表現の不自由展・その後」の出展作品の展覧会が6日から開かれていた。事件は8日に発生。市関係者によると、同ギャラリーあてにゴワゴワとした内容物の封筒が届いたため、警察に相談。施設職員がハサミで開封したところ破裂したという。けが人はなかった。

 捜査関係者によると、電池を使った比較的簡単な回路が仕掛けられ、熱が爆竹のようなものに伝わり、10回ほど破裂音がしたという。県警は「模倣犯を防ぐためにも検挙に全力を挙げる」としている。

 事件を受け、市は展示最終日の11日まで臨時休館することを決め、展覧会は事実上の中止となった。

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