練習の虫は健在 コーチとして東京五輪に挑む川口能活

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勝見壮史
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 東京オリンピック(五輪)に出場するサッカー男子の24歳以下(U24)日本代表が10日まで行った静岡合宿で、恒例になっていたことがあった。全体練習が終わった後のGK陣の特訓だ。指導していたのは、川口能活GKコーチ(45)。現役時代、練習の虫として知られた元日本代表らしく、熱い指導で後輩たちを導いている。

 8日夕、ゴール前に十数個の球が、バラバラに置かれていた。その球に向かって、川口コーチがシュートを繰り返していた。「よーく、見てくれよ!」。ぶつかってコースが変わった球か、はじかれた球か、どちらがゴールに向かって転がってくるか分からない。川口コーチがこだわる、「試合で起こりうる状況を想定した練習」だ。

 2018年で現役を引退し、すぐに指導者に転身した。19年から日本サッカー協会で、育成年代の有望な選手を指導するコーチに。その年から、東京五輪に出る世代の代表チームにも携わるようになった。「選手を引退して間もなくて、コーチ経験が全くない自分が大きな舞台で戦う代表チームに関わるチャンスをいただいたことに、感謝の気持ちしかございません」

 コーチ歴は浅いが、五輪を戦…

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