物捨てられない父 死後の片付け費用、悩む私は娘失格?

有料会員記事

[PR]

悩みのるつぼ)相談者

 大学二年生で、両親と暮らしています。仲の良い家族で、普段暮らしている分には何の不満もありません。しかし、コロナ禍の影響で家にいる時間が長くなった分、部屋の片付けや将来を考える時間ができました。そして、父についての悩みが生まれました。

 父は、あまりにも物が捨てられないのです。かびた靴に穴の開いた靴下や下着。買ったのに一度も使っていないプラモデルや自転車、車用品、パソコン関連のなにか……。買ったことで満足しているように思います。

 単純に物を大事にするのなら、「エコだね」と笑っていられたかもしれません。しかし、最近はあまりにも度が過ぎており、母も手を焼いています。

 「捨てたら?」と言っても、何かと理由をつけて渋ります。父には何か思い出があるのかもしれません。けれど、私はただ捨てて欲しい、その一心です。

 普通に考えたら、私よりも先に父がこの世を去るでしょう。その時に片付けるのは私です。業者に頼めば、その料金を支払うのも私です。物に執着がない私は父の気持ちも理解ができません。私はいつ死んでもいいように、本当に必要な物しか持たないように生きています。だから父にも私に迷惑を掛けないよう、少しでも身辺整理をして欲しいです。

 こんなふうに思ってしまう私は、娘失格でしょうか。

回答者 歌手・俳優 美輪明宏さん

 これはいわゆる「汚部屋」、お父様は片付けられない症候群の方かもしれませんね。ただ、相談者はご両親と一緒に暮らしているのですよね。今の段階で「父の方が先に死ぬ、そうすれば私が費用を負担するしかない」と考えてしまうところが怖いです。あまりにも自分本位ではないでしょうか。

 あなたは、まだご両親の家に…

この記事は有料会員記事です。残り806文字有料会員になると続きをお読みいただけます。