山陰各地で記録的大雨 島根県雲南市では最高警戒レベル

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 梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、山陰地方は12日未明から、再び激しい雨に見舞われている。

 島根県東部や鳥取県西部では記録的な大雨が降り、島根県雲南市は避難情報の中で最も危険度の高い「緊急安全確保」を全市に出した。気象庁は夕方まで土砂災害に警戒するよう呼びかけている。

 鳥取、松江両地方気象台によると、鳥取県境港市では午前8時前に1時間あたりの降水量が80・5ミリを記録し、観測史上最大になった。島根県飯南町赤名でも午前10時までの1時間に71・5ミリの雨が降り、観測史上最大を更新した。

 雲南市は、午前10時35分に土砂災害の危険性が高まっているとして、市内全域の1万3702世帯(3万6861人)に警戒レベル5の「緊急安全確保」を発令した。

 レベル4の「避難指示」も、島根県内では松江市出雲市など4市2町の計約10万世帯約24万人、鳥取県では南部町の一部の198世帯、589人に出されている。広島県庄原市三次市でも一部地区に避難指示が出された。

 JR西日本米子支社によると、大雨の影響で、JR山陰線の伯耆大山(鳥取県米子市)―浜田(島根県浜田市)、伯備線の伯耆大山―上石見(鳥取県日南町)、境線の米子(米子市)―境港(境港市)の各区間が午前中の運転を取りやめた。