スーパークレイジー君議員の当選無効決定、県選管も支持

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 1月の埼玉県戸田市議選で初当選したスーパークレイジー君(本名・西本誠)議員(34)について、市内に居住実態がなかったとして市選管が当選無効と決定した問題で、県選管は決定の取り消しを求めた議員側の審査申し立てを9日付で退ける裁決をした。議員は裁決取り消しを求め、近く東京高裁に提訴する方針。

 県選管は「生活の本拠たる実体がなく、被選挙権を有していない」と判断し、市選管と同様に「市が郵送した国民健康保険税の納税通知書などが戻ってくるなど、居住していたかについて疑義が残る」「買い物などの領収書55枚が提出されたが、日常生活にかかわるものは歯ブラシぐらいしかなく、戸田での生活実態を推測できるものは認められなかった」などを挙げるとともに、議員の証言のあいまいさを指摘。12日に裁決書を議員に渡した。

 12日に東京都内で記者会見したスーパークレイジー君議員は「誰がどこに住んでいるか、どれをもって立証するのかよくわからない。それよりも戸田のためにどれだけ結果を出すのかが大事では」と述べた。

 地方自治法によると、訴訟の判決が確定するまでは議員のまま活動できる。