菊間千乃が消えていく 結婚後、改姓で味わった「恐怖」

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聞き手・田渕紫織
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 選択的夫婦別姓の導入を望んでいる、弁護士で元フジテレビアナウンサーの菊間千乃さん。夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定を「合憲」とする最高裁憲法判断を受けても活発に発言されていますが、実は自身の結婚当初は、別姓を望んでいなかったといいます。夫婦別姓にするために法律婚解消の準備をしていることを公表し、大きな話題を集めた雑誌「VERY」のモデル、牧野紗弥さんと語りました。

――夫婦別姓を選んだ理由は。

 牧野 もともと私が育った家が牧野家の「本家」で、祖母から牧野姓を残してほしいと言われて、結婚してからその思いがぬぐい去れなかったので、結婚するときに、結婚はするけど姓は変えたくありませんと夫の両親に伝えました。でも取り合ってもらえず、その時はあとから時期が来たらまたこの話をしようと一度自分の気持ちもおさめました。

 その後、自分に子どもができて仕事復帰を経験するにつれて、そこ(同姓になっていること)が家庭内ジェンダーが対等じゃない理由のひとつになっているかもしれないと思い、別姓の話をするなら今じゃないかと思いました。

 そこで、まず弁護士に相談して知識を得たうえで、ジェンダーの視点を絡めて説明したら、家族みんなで落ち着いて意見を出し合えました。

記事の後半では、対談の全編動画もご覧になれます。

――親族からの反対はどうなりましたか?

 牧野 夫だけじゃなく自分の…

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