大谷翔平、抜群の「バレル率」 HR競争、優勝の行方は

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小宮山亮磨
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 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が12日(日本時間13日)、クアーズ・フィールド(コロラド州)であるオールスター戦の本塁打競争に挑戦する。出場する8選手の今シーズンの成績や、過去5年分の公式データをもとに、優勝の行方を占った。

 本塁打競争は、オールスター戦の前夜祭として行われる恒例のイベントで、8人が出場する。トーナメント形式でぶつかり、3回勝てば優勝となる。2分半から3分半の制限時間のあいだに、放った本塁打数の多い人が勝ち上がる。145メートル以上の打球があれば、「ボーナス」として時間が30秒延長される。大谷は今回、日本選手として初めて選ばれた。

 今回の8人はパワー自慢ばかりだ。カメラやレーダーで球の動きを追跡して数値化する大リーグのシステム「スタットキャスト」の公式データ(10日現在)を調べると、今シーズンの平均打球速度は、大谷が時速136キロで8人中6位。1位はソト(ナショナルズ)の139キロだった。

 それでも大谷は第1シードとされ、優勝候補の筆頭に挙げられている。シード順は、今シーズンの本塁打数が多い順番に並んでいる。第2シードのギャロ(レンジャーズ)は24本、第3シードのオルソン(アスレチックス)と第4シードのペレス(ロイヤルズ)は21本。大谷は33本で、群を抜いている。

本塁打数が多かった選手が勝つとは限らない

 シード順が上位の選手は、トーナメントの初戦で下位の選手と当たる。大谷の初戦の相手は第8シードのソトで、平均打球速度は速いものの、本塁打数は11本にとどまる。2回戦で当たるのも、第4シードのペレスと第5シードのアロンソ(メッツ)の勝者だ。決勝に行かなければ、第2シードや第3シードの選手と対戦することはない。

 ただ、過去のデータをみると…

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