「共産党員になりたい」 ジャッキー・チェン氏が発言

北京=高田正幸
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 香港出身で世界的なアクション俳優のジャッキー・チェン氏(67)が「共産党員になりたい」と語ったと、中国紙環球時報(英語版)が11日に伝えた。チェン氏は反体制的な動きを取り締まる香港国家安全維持法国安法)への支持を表明するなど、親中派として知られている。

 同紙や中国中央テレビによると、チェン氏は8日、自身が副主席を務める中国映画家協会が北京で開いた中国共産党結党100周年を記念する座談会に参加。その際に「共産党は偉大だ。約束したことは数十年で実現するだろう」などと党をたたえ、「私は中国人になって光栄だが、共産党員がうらやましい。私も党員になりたい」と語った。

 環球時報はチェン氏の発言について、専門家の「香港エリートの共産党に対する理解は、ますます客観的、理性的になってきている」とする評価を報じた。

 チェン氏は中国の国政助言機関である全国政治協商会議(政協)の委員を務め、これまでも親中的な発言を続けてきた。(北京=高田正幸)