雨竜沼湿原で山開き 登山者が「天上の花園」を満喫

奈良山雅俊
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 ラムサール条約登録地の雨竜沼湿原(北海道雨竜町、標高850メートル)は10日が山開き。登山者たちは色とりどりの高山植物が咲く「天上の花園」を満喫した。

 雨竜沼湿原は暑寒別天売焼尻国定公園にある山岳型高層湿原。池塘(ちとう)と呼ばれる大小170以上の沼が点在し、初夏から秋口にかけて150種類を超す高山植物が咲く。

 今年は登山道にあるつり橋の修繕工事で山開きが2週間ほど遅れたが、そのおかげで初日からエゾカンゾウやヒオウギアヤメ、シナノキンバイ、ワタスゲも見ごろに。エゾカンゾウのエゾシカによる食害は依然深刻だが、昨年より開花数は多そうだ。

 新型コロナウイルス感染対策で、今年も南暑寒荘は宿泊を中止。キャンプ場は利用できる。(奈良山雅俊)