モルドバ議会選、親欧米派勝利 駐留ロシア軍の撤退主張

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モスクワ=喜田尚
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 東欧の旧ソ連モルドバで11日、議会選(定数101)が行われ、親欧米政党の「行動と連帯」が親ロシア路線の政党連合に大差をつけ、議席の過半数獲得を確実にした。昨年11月の大統領選で親ロシア路線の現職を破った「行動と連帯」創設者のマイア・サンドゥ現大統領(49)の政治基盤は安定し、ベラルーシの政権危機などで旧ソ連圏での影響力維持に腐心するロシアには大きな痛手となる。

 ロシアのインタファクス通信によると、開票率98%超で「行動と連帯」の得票率は52・72%。議会第1党で親ロシア路線のイーゴリ・ドドン前大統領(46)率いる社会党共産党と統一名簿で臨んだが、約27・24%にとどまっている。「行動と連帯」は定数101のうち63議席前後を占めるとみられる。

 親欧米路線と親ロシア路線の対立が続くモルドバで、一つの党が単独で過半数を握るのは、共産党の優位が続いていた2009年以来だ。

 同国初の女性大統領であるサ…

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