酒類提供禁止めぐり、二階氏が苦言「事前に党に相談を」

中田絢子
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 自民党二階俊博幹事長は13日の総務会で、酒を提供する飲食店への休業要請をめぐり、政府が取引金融機関に順守の働きかけを依頼する方針を打ち出したことに苦言を呈した。「誤解を受けることがないよう、事前に党に対してしっかりと相談していただき、発言には慎重を尽くしていただく」と述べた。総務会後の記者会見で、佐藤勉総務会長が明らかにした。

 政府方針は、西村康稔経済再生相が4度目の緊急事態宣言を出すと決めた8日の会見で発表した。要請に応じない飲食店に金融機関から働きかけを依頼し、酒類販売事業者には取引を停止するよう依頼することなどが柱。

 政府は、金融機関への依頼については9日に撤回したが、酒類販売事業者への依頼は継続しており、業界団体などから自民党に抗議が相次いでいる。佐藤氏は会見で、13日朝に西村氏から「大変反省している」と電話があったことを明かした上で、酒類販売事業者への依頼についても「しかるべき措置がなされるのではないか」と述べた。中田絢子