外交団退避、大使館の閉鎖も 米軍撤退のアフガニスタン

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バンコク=乗京真知
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 治安の悪化が止まらないアフガニスタンで、外交団を国外退避させたり、大使館や総領事館を閉鎖したりする国が増えている。8月末を目標に駐留米軍が撤退を進めるなか、反政府勢力タリバーンが公館近くまで支配地域を広げているからだ。

 10日夜、アフガン政府軍とタリバーンが戦う南部カンダハルのインド総領事館から、インド外交官や警備員ら約50人が退避した。地元住民が朝日新聞に提供した動画には、総領事館近くを武装した車列が走り去る様子が映っていた。

 インド外務省は翌11日の声明で「カンダハル近郊の激しい交戦のため一時的に帰国させた」と説明。アフガン人職員による領事業務は続けるという。インドメディアは、外交官ら約50人が空軍機でインドに帰還したと伝えた。

 タス通信によると、タリバーンが猛攻を仕掛けている北部マザリシャリフでは、今月に入ってロシア総領事館が一時閉鎖を決めた。

 米軍とともに駐留部隊を置い…

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