藤井聡太王位と豊島将之竜王、互いに長考 王位戦第2局

村上耕司
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 藤井聡太王位(18)=棋聖と合わせ二冠=に豊島将之竜王(31)=叡王(えいおう)と合わせ二冠=が挑戦する将棋の第62期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第2局は13日、北海道旭川市の「花月会館」で午前9時に始まり、午後6時、藤井王位が42手目を封じて1日目が終わった。互いに1時間を超える長考が複数回あり、決戦を前に緊張が高まっている。

 豊島竜王の快勝で早い時間の終局となった第1局から約2週間。第2局は豊島竜王の先手番で角換わりの戦型になった。互いに右銀を攻めに使っていく「早繰り銀」を採用し、午前中から小競り合いが始まった。

 豊島竜王が昼食休憩をはさんで1時間48分考えると、藤井王位も次の手に1時間24分の長考でお返し。さらに豊島竜王が1時間6分使って銀取りに歩を突いたところで、藤井王位も長考。1時間13分考えたところで封じ手時刻の午後6時となった。立会人の広瀬章人八段が封じ手時刻になったことを告げると、藤井王位はすぐに封じる意思を示した。

 持ち時間各8時間のうち、消費時間は豊島竜王が3時間19分、藤井王位は4時間16分。14日午前9時に再開し、同日夜までに決着する見込み。村上耕司