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三菱電機社長、社員に呼びかけ 「不都合な事実出して」

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内藤尚志
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 三菱電機の検査不正問題をめぐり、引責辞任を表明した杉山武史社長が13日、社内向けのメッセージを出した。グループの信頼を回復する最後のチャンスだとして、原因や同様の事例の有無についての調査に協力するよう要請した。不正行為を自ら申告した社員は、懲戒処分の対象外にするとした。

 三菱電機の広報はメッセージを出したことは認めているが、詳細を公表する予定はないという。「全社で品質風土改革にとりくむための経営トップからのメッセージ」だとした。

 複数の関係者によると、社員向けの動画がこの日配信された。杉山氏は30年以上続いた不正について、これまでの調査で把握できなかったことを「痛恨の極み」だとした。「現場で起きている不都合な事実をこれを機にすべて出し切ってもらいたい」と呼びかけた。

 実態をつかむため、全社員にアンケートする方針だ。社員のパソコンのデータも分析する方向で、削除されたメールなどを復元する「デジタルフォレンジック」を想定しているとみられる。

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■不正申告は処分せず…

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