ベーブ・ルースの孫が語る二刀流 「ショウヘイのお陰」

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ニューハンプシャー州コンウェイ=高野遼
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 20世紀前半、伝説の名選手ベーブ・ルースが大リーグを盛り上げた。それから100年、今季の大リーグでエンゼルスの大谷翔平はルース以来の「二刀流」として話題を呼んでいる。ニューハンプシャー州にルースの孫トム・スティーブンスさん(68)を訪ね、歴史を超えて比較される2人の「二刀流」選手について語ってもらった。

 「ショウヘイのお陰でベーブが脚光を浴びて、心からうれしく思う。比べられて悪い気は全くしないね。実際、ショウヘイはルースもやらなかったことをやろうとしている」。スティーブンスさんはそう言って、2人について語り始めた。

 ルースの死後4年経ってから生まれたスティーブンスさんは、祖父を直接は知らない。だが祖母クレアさんや母ジュリアさんから伝え聞き、今はルースの伝説を現代に残す活動も続けている。

 少年時代から打撃が何より得意だったというルースだが、プロでのキャリアは投手からスタートさせた。

 1914年にボストン・レッドソックスで大リーグデビュー。投手として1916年にはリーグ最優秀防御率のタイトルも獲得した。やがて打者としても才能を開花させ、1919年には投打でともに好成績を収める。

 「でもベーブが本当に二刀流に取り組んだのは、あの1年だけだったんだ」。翌1920年、ルースは名門ニューヨーク・ヤンキースに移籍。以降は主に外野手として打撃に専念し、輝かしいキャリアを歩んだ。

 「ルースでさえ、二刀流は負担が大きいと感じていた。ショウヘイだってルースがしたように打者に専念すればさらに成績を残すことは可能だろう。でも二刀流の継続が彼のゴールだとすれば、それを応援したい」

「ショウヘイの活躍は野球界にとって重要だ」

 ルースのプレーは、常識への…

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