マレーシア、接種会場で集団感染 医療関係者ら200人

新型コロナウイルス

シンガポール=西村宏治
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 新型コロナウイルスの感染者が急増しているマレーシアで、ワクチン接種センターでの集団感染が発生した。政府が13日に発表した。医療関係者やボランティア職員ら200人余りが感染したため、13日に一時的に閉鎖したという。マレーシアはこの日、国全体で1万1千人超の新規感染を発表。過去最多を更新しており、感染の広がりが抑えられていない状況だ。

 閉鎖されたのは、クアラルンプール郊外にある大規模ワクチン接種センター。ボランティア職員の感染が分かったことから453人の全スタッフを検査したところ、204人が陽性だった。スタッフの9割近くはワクチン接種済みで、政府は「感染者から出ているウイルス量も少ない」と説明している。

 政府は10日以降の来場者に10日間の自主隔離と経過観察を求めているが、訪問した人数などの詳細は明らかにしていない。

 ワクチン接種を担当するカイリー科学技術イノベーション相は13日の記者会見で「施設を消毒し、スタッフも交代する。閉鎖は1日のみになるとみており、ワクチン接種計画の妨げにはならない」と強調した。(シンガポール=西村宏治

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