大谷の球宴、悔しさと収穫 「バッター、さすがだな」
大リーグのオールスター戦に「1番指名打者」「先発投手」と史上初の二刀流で出場したエンゼルスの大谷翔平選手(27)は、同じグラウンドに立ったスーパースターとの対戦を楽しんだ。「2打数無安打」と「1回無失点」。投打で同時に出場したことで肌で感じた相手のすごさも、ほかの選手より2倍だった。
最初の相手は、通算182勝でサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を3度獲得した右腕のシャーザー(ナショナルズ)。「ずっとテレビで見ていた投手。どういう球なのか見てみたかった」。大谷は初球から振った。154キロの直球にファウル。そして2球目。148キロの小さく変化するカットボールに詰まった。「押されたような感じ。(シャーザーの)フォーム自体も独特で、なかなか距離が取れない感じでした」と二ゴロに抑えられた。
その裏の先発マウンド。「普…
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