龍谷大平安の盗塁、2度刺した 西舞鶴の捕手「自信に」

大野宏
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(13日、高校野球京都大会 龍谷大平安11-0西舞鶴)

 初回、龍谷大平安の攻撃を止められなかった。2番打者の先制本塁打から、7連続長短打を浴びて6失点。なお1死一塁。そんな西舞鶴のつらい時間を、主将自慢の強肩が断ち切った。

 一塁走者が初球にスタートを切った。西舞鶴の捕手、山本遥真君が素早く反応、二塁に力強く送球してタッチアウト。打者を左飛にしとめ、長い守りを終えた。五回にも再び二盗を阻止した。「しっかり投げ切れました。平安から二つ刺したのは結構自信になりました」

 三つ上の兄の友人に憧れて捕手を始めた。「ずっと全力でプレーしてチームを引っ張る選手で、練習を見に行くと、すぐ目に入ってきた」。その人のいたチームだから、と入れ替わりで西舞鶴に入り、新チームからは捕手で4番で主将、と大役を兼ねてきた。

 「実力で点を取られた感じ」と山本君は、吹っ切れた表情を見せた。捕手としての「勲章」を得て「大学でも野球は続けようと思います」と話した。(大野宏)