月着陸船の組み立て始まる 22年後半にも打ち上げへ

小川詩織
[PR]

 民間初の月探査計画「HAKUTO―R」を進めている日本の宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)」は、来年打ち上げる月着陸船の組み立てを始めたと発表した。

 発表では、着陸船が、打ち上げ時の振動や衝撃、宇宙での温度変化といった過酷な環境に耐えられるかを試験機で確認。設計に問題がないことが確認できたため、実機の組み立てに入ったという。組み立てはドイツで行われ、今年中に終わる予定。順調なら、来年後半に米国の民間ロケットで打ち上げる。

 袴田武史代表は、米企業ヴァージン・ギャラクティック宇宙への試験飛行に成功したことに触れ、「我々も後れをとらないよう最大限努力する。宇宙開発は簡単ではないが、着実に成功を目指していく」と話した。小川詩織