三井住友FG、米金融大手と資本業務提携 海外展開強化

細見るい
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 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は14日、米金融大手ジェフリーズ・フィナンシャル・グループと資本業務提携したと発表した。傘下の三井住友銀行がジェフリーズの発行済み株式の最大4・9%を取得する。直近の株価で計算すると、取得額は約420億円になる見通し。

 三井住友FGは提携により、米国でのM&A(企業合併や買収)関連ビジネスや、日本企業の米国事業支援などを強化したい考え。ヘルスケア分野向けの投資銀行業務でも協力する。日本の大手金融機関による米証券大手への出資は、リーマン・ショック期以来となる。

 超低金利が続いて国内市場が頭打ちのなか、三井住友FGは成長が見込める海外戦略を加速させている。今春以降、アジアでの大型投資を続けており、今月6日にはインドのノンバンク、フラートン・インディア・クレジットに約2200億円を投じて子会社化すると発表。4月にはベトナムノンバンク、FEクレジットに最大1500億円の出資を決めている。(細見るい)