給食で交流、仏料理に舌鼓 五輪ホストタウンの鎌倉市
織井優佳
東京五輪でセーリング競技に出場するフランスチームのホストタウンになっている神奈川県鎌倉市の市立小中学校で、給食にフランス料理が提供されている。仏語で「めしあがれ」を意味する「ボナペティ給食」と名付けられ、西鎌倉小学校では8日、子どもたちが「鶏肉のロティール・プロバンス風、ラタトゥイユソース添え」などを楽しんだ。
4年3組の教室では給食の前に、フランス出身の国際交流員、エレン・ネームクリスさんが母国を紹介。フランスの学校は昼休みが2時間もあると聞いて教室がどよめいた。サッカーなどを通じてフランスを知っている子もいて、エレンさんは「うれしいですね」。
待ちかねた給食を、みんなぺろりと平らげた。子どもたちは「初めての料理だけど、とろとろしておいしかった」「トマトの風味がすごい」と満足げだった。(織井優佳)
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