高速道SAで見守るアマビエ 「紫竹おばあちゃん」寄贈

有料会員記事

[PR]

 疫病を防ぐと言い伝えのある妖怪「アマビエ」の水彩画が、北海道十勝地方を中心とした道東自動車道サービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)に、そっと飾られている。「紫竹おばあちゃん」の愛称で親しまれ、今年5月に94歳で死去した帯広市の名物観光庭園「紫竹ガーデン」の紫竹昭葉さんが描き、東日本高速道路(NEXCO東日本)に寄贈したものだ。

 絵が飾られているのは、十勝平原SA(芽室町)、長流枝(おさるし)PA(音更町)、占冠PA(占冠村)の各上下線のトイレが入る建物内。絵には、髪が長くて半人半魚のアマビエの姿をカラフルに塗り上げた。「どうぞお鎮めくださいませ」の言葉が添えられた作品もある。

 紫竹さんの長女で紫竹ガーデン専務の隈本かずよさん(73)によると、昨年のコロナ禍が始まった頃、周囲の人からアマビエの存在と、アマビエが現れた時、自らの姿を書き写すよう言ったという伝説を聞き、コロナ禍の終息の願いを込めて描き始めたという。「本人はただ描くのが楽しいと作品を作っていたようですが、朝起きたら、ずっと夢中に絵を描いていて、『今日は二十何枚描いたわ』なんていうことも。最後は写経しているような感じでした」と隈本さん。

 描き上げた絵は、知人などに…

この記事は有料会員記事です。残り364文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!