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英空母でコロナ集団感染、100人規模か 寄港先で外出

新型コロナウイルス

ロンドン=金成隆一
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 太平洋地域に向けて航行中の英空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群で、新型コロナウイルスの感染者が出た。規模について、海軍は「少数」としているが、英メディアは「100人以上」(タイムズ)、「約100人」(BBC)と伝えている。

 空母打撃群の全乗組員は約3700人。海軍の報道担当は14日、「定期検査で少数の乗組員から陽性反応が出た」と朝日新聞の取材に答えた。「打撃群は作戦任務を引き続き遂行し、(任務への)影響はない」と強調した。

 感染者はそれぞれの船内で医師の指導を受けて隔離されている。全乗組員がワクチン接種を終えており、船内ではマスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)などの対策がとられているという。

 英タイムズによると、感染の流行が始まったのは、物資調達などでキプロスに寄港後の今月4日ごろ。寄港中、乗組員たちに外出が認められたことがあったという。

 空母打撃群は今年5月に英南部ポーツマス港を出発した。7カ月間の約2万6千カイリの航海で、地中海やインド太平洋などを回る。アジアでは日本のほか、インドやシンガポール、韓国などに寄港予定。

 打撃群には英国の水上艦や潜水艦のほか、米海軍駆逐艦オランダのフリゲート艦も加わっている。(ロンドン=金成隆一)

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