ガッツ石松さん「ガッツポーズ」披露 旧国技館の企画展

塩入彩
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 元プロボクサーのガッツ石松さんが14日、東京都墨田区のすみだ郷土文化資料館で開催中の企画展「すみだのスポーツの殿堂 国技館のあゆみ」を鑑賞した。旧国技館は、ガッツさんが世界戦を制して王者になった思い出の場所。ガッツポーズを決めた瞬間について「やったぞ、と。全身から(喜びが)出たね」と振り返り、自身が提供したグローブなどの展示の前でガッツポーズを披露した。

 旧国技館墨田区両国に明治末に建てられ、関東大震災東京大空襲で被害を受けたが、修復されてきた。1983年に解体されるまで、相撲の興行やプロボクシングの世界戦などが催され、「スポーツの殿堂」とたたえられた。ガッツさんは74年にあった世界戦で王者となった。その際、両こぶしを握りしめて喜びを爆発させ、その姿が「ガッツポーズ」と呼ばれるようになった。

 展示を見たガッツさんは、ガッツポーズを決めた当時の気持ちについて、「(言葉で)言い表せない。人生の最高の一瞬だから。それをガッツポーズとたたえてくれた人もいて、ありがたいなと思います」。今回の展示についても「光栄」と話し、「昔頑張った甲斐がある。他のチャンピオンがやきもち焼くんじゃないかな」と笑顔で語った。

 同展は、9月5日まで。入館料100円。問い合わせは同館(03・5619・7034)へ。(塩入彩)