中国GDP、5期連続のプラス 経済回復の勢いは一服感

北京=西山明宏
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 中国国家統計局が15日に発表した今年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質成長率が前年同期比7・9%だった。5期連続のプラス成長。新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きかった昨年からの反動増が続いている。

 今年1~6月期で見ると、前年同期より12・7%増えた。ただ、4~6月期を前期(1~3月期)と比べた場合、伸びは1・3%にとどまっている。1~3月期も昨年10~12月期と比べると0・4%増にとどまっており、経済回復の勢いに一服感が出ている。

 同時に発表された4~6月期の指標では、生産の動きを示す鉱工業生産が前年同期比で8・9%増だった。世界経済の復調もあって輸出は好調を維持している。4~6月期の輸出額は8092億ドル(約89兆円)と四半期ベースでは過去最高を記録した。

 コロナ禍からの経済回復を引っ張ってきた投資は、固定資産投資が1~6月で前年同期比12・6%増、不動産開発投資は同15・0%増。消費の動きを示す小売総額は同23・0%増だった。(北京=西山明宏)