「アスリート画像で稼げる」 無断掲載容疑で書類送検

土舘聡一
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 テレビで放送された女性競技者の映像の静止画をアダルトサイトに無許可で載せたとして、警視庁は、いずれもウェブサイト運営業で、東京都千葉県に住む30~50代の男3人を著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで15日、書類送検したと発表した。

 東京五輪パラリンピックに向け、同庁は5月からこうした事件の摘発を続けており、個人では5人目。同庁は「悪質な行為は積極的に取り締まる」としている。

 保安課によると、3人は2018年2月~20年7月、テレビ番組で放送された女性競技者の映像から切り取られた静止画にわいせつな文言を添え、自ら運営するアダルトサイトに無許可で掲載。テレビ局の権利を侵害した疑いがある。ウェブ上で得た画像を転用していたという。

 いずれも容疑を認めており、動機について「生活費を稼ぐためだった」「女性アスリートの画像を投稿すれば稼げると思った」「ネタになりやすいと考えた」などと話しているという。

 競技者の画像を性的に利用する行為をめぐっては、日本オリンピック委員会(JOC)が昨年11月に抗議声明を出し、公式サイトに通報窓口を設置した。窓口に寄せられた情報は警視庁に提供しており、同庁が違法行為がないか捜査している。(土舘聡一)