試合終了、涙声のアナウンス 選手に心震えたマネジャー

張春穎
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(14日 高校野球群馬大会 前橋6-4渋川青翠)

 高崎城南(高崎市)の第1試合終了を伝えるアナウンス。流れたのは涙声だった。

 担当したのは渋川青翠のマネジャー皆川寧音(ねね)さん(2年)。初めての夏の大会アナウンスで、透き通るような声を届けた。「3年生もチームも負ければ終わり」。選手や観戦に訪れた家族も意識したという。特に心を砕いたのは代打選手の紹介。「この一瞬をちゃんとみんなに伝えたい」

 九回裏に渋川青翠が3点を返して意地を見せたが、敗れた。懸命に練習してきた選手たちの姿を知っているから、自然と涙がこみあげた。「悔しいけれど、3年生から次の夏への思いを受け取りました」(張春穎)