指3本でダンベル3キロ 関東第一エースの高速回転速球

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(15日、高校野球東東京大会 関東第一12-0攻玉社)

 春の東京王者の立役者、関東第一の最速146キロ右腕・市川祐(3年)が東東京大会の初戦に登場した。攻玉社との3回戦に先発し、3回を投げて1安打無失点。12―0で五回コールド勝ちし、「いい球が投げられた」とうなずいた。

 春季関東大会で準優勝したが、納得のいく直球が投げられなかった。そこで考えたのが「指先の筋トレ」だ。週3日、重さ3キロのダンベルを人さし指、中指、親指の3本だけで握り、持ち上げる。これを50回繰り返す。6月から1カ月続けると、「スピンの利いた球が投げられるようになった」。

 測定器で回転数を測ると、約2千回転(1分間あたり)だったのが、2400近くまで増えたという。

 この日は、その直球を軸に5奪三振。1年の夏以来の甲子園のマウンドをめざし、ぱんぱんの腕を振り下ろす。=江戸川区